南紀串本の橋杭岩も南紀ジオパーク南エリア串本地区の地形景観の1つです。
橋杭岩は約1500万年前に地下から噴き出したマグマが
熊野層群に貫入した石英斑岩の岩脈で
紀伊半島の隆起に伴い、波浪により泥岩や砂岩はどんどん浸食される一方、
石英斑岩ははるかに硬いため周囲から取り残され、
橋脚のように高くそそり立つことからこう呼ばれているとのことです。
1月22日の日の入りは17時19分、月の出は18時34分、
十六夜の月の日でした。
この日初めて水平線からの月の出を待ちました。
<黄昏どき>
待つうちに水辺線の奥から赤い月が昇ってきた。
あまりの美しさに一心にシャッターを切った。
<赤いダルマ月>
月は昇るにつれ赤から黄に色変わりしていきました。
しばらく十六夜の月と橋杭岩とのツーショットを撮りこの日の撮影を終わった。
<橋杭岩と十六夜の月>
次回は月光に輝く星空と橋杭岩との競演です。